生き生きと生きること

生き生きと生きることについて

ヨークシャテリアには滑り止めマットを!

ヨークシャテリアは足や関節に関するトラブルが多い犬種です。


特に多いのが、後ろ足の膝のお皿がカクンと外れたりずれたりする膝蓋骨脱臼(パテラ)と呼ばれる病気です。


急にキャン!と鳴いたあと、後ろ足を上げていたり、おかしな歩き方をしていたら膝蓋骨脱臼の可能性が高いです。


軽度の場合は外れても自然に元の場所に戻ったり、痛みも出る場合と出ない場合があります。


また膝蓋骨脱臼にはグレードがあり軽いものだと通常外れることはほとんどなく、この病気を持っていても飼い主さんが気付いてないケースも多くあります。


ただ重症になってくると手術が必要になる場合もあるので、関節には気を使ってあげることが望ましいです。

 

まず避けたいのは肥満です。


体重の増加はダイレクトに膝への負担につながります。


食事に気を付けたり、こまめに体重を測るなどして適正体重を保つことが大切です。

 

その上で、あまり膝に負担をかけないよう、ソファーや段差の上り下り、ジャンプなどはなるべくさせないようにしています。


できる限り段差をなくす、高低差を少なくする等、工夫してあげてください。


またお散歩も大好きですが、体が小さいので過度に歩かせたり運動させることも控えています。

 

そのほかフローリングなどで足を滑らせるのもよくありません。


足への負担が大きいので、滑り止めマットを敷くなどしてあげてください。


足を滑らせている原因に、足裏の毛が伸びすぎているということもよくあります。

滑り止めの役割を果たしている肉球が毛で埋もれてしまうと滑りやすさを増してしまいますのでこまめにケアしてあげることが大切です。


最低でも1か月に1回は足裏の毛刈りを行ってあげるのが理想的です。

 

またうちの愛犬には7歳を過ぎ老犬にさしかかったころから、動物病院で購入した関節などによいサプリメントを与えています。


これは関節以外でヨークシャテリアに多い被毛、皮膚トラブルにも効果があるとされているので一石二鳥です。

 

人と同じで足腰が弱ってくるのは老化現象でもありますが、愛犬にはできるだけ長く、元気に歩いたり走ってほしいと思い我が家ではこのようなことに気を付けています。